７月２７日（木）　

　昼は肌が痛いほどの日差しがありながら、夕方になると空が暗くなり時に激しい雨が降る、という京都の夏がやってきました。
　そんな折、夏の体験見学会を開催しました。
　当日は少し気温は低めでしたが、湿度が高く蒸し暑い中、利用希望者７名と付き添い６名の方がご参加されました。

　まずは施設紹介を行い、当センターがどのような施設かをお話しさせていただきました。
　当センターに入所したら、どのような勉強をするのか、どのようなサポートを受けられるのか、免許を取得したらどのような進路が拓けるのかなど、みなさん、職員の説明に真剣に耳を傾けておられました。
　紹介コーナーの最後は、卒業生からのメッセージでした。アンケートには、とてもよい話がきけてよかったと、嬉しい感想をいただきました。

　施設紹介の後は、卒業生の方からもおいしいとお勧めの昼食の時間です。
　召し上がっていただいたのはとんかつでした。皆さん談笑しながら楽しそうに食事をされていました。
おいしかったという声をいただきました。

　
　午後からは、実際の施設をみていただくための体験コーナーです。
　あんま体験では、実際の授業さながらに、職員がお一人お一人の手をとって、肩ををたたく「叩打法」という技の練習をしていただきました。
　はり体験では、治療で用いる鍼に触れていただき、実際に練習用のシリコンに刺していただきました。
　中には鍼の細さ（直径0.2mm）に驚いている方もおられました。

　
　サポート機器のコーナーでは、視覚障害者の勉強を助けてくれる機器を紹介しました。
　印刷された文字を大きく映す拡大読書器、録音された本を再生するためのデイジー機器、パソコンに表示される文字を読み上げてくれるソフトであるスクリーンリーダーなど、視覚障害者にとって無くてはならない強い味方ばかりです。

　宿舎の見学では、利用者さんが生活する居室を見ていただきました。
　
　どのコーナーでも、皆さん興味津々で、短い時間でしたがしっかり体験していただけたと思います。

　最後に、個別相談を行いました。
　気になる点や、不安な点についてお話を伺い、すっきり解消してお帰りいただきました。

　ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

　今回、日程の都合などでご参加いただけなかった方、また秋にも同じ内容で開催予定ですので、このブログをチェックしておいてくださいね！

（川瀬）