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医療型の親子通園の保護者を対象に、

作業療法士より「日常生活動作と遊び」に関する学習会を実施しました。

お子さんのタイプによって、2日に分けて行いました。

 

★1つ目のグループは、生活動作のお着替えの場面のことを中心に話しがありました。

①やりたいのに、うまくいかない?したくない?

②やってる姿勢はどうだろう

③どこを見ているのだろう?

④手足はどのあたりにあるのだろう?

と、4つの項目ごとに考えていきました。

その後、2つのグループに分かれて、更衣のやりやすさ・やりにくさの体験を行いました。

足元は円柱に乗せ、セラピーボールに座るという不安定な姿勢での上衣、

下衣の更衣体験をしてもらいました。また、伸縮性のないTシャツ、

サイズが小さいTシャツ、ゆったりと余裕のあるTシャツ、ズボン等で体験を行い、

素材によっての違いを実感してもらったり、

必要に応じてセラピストが骨盤を支えたり、壁に添って座ったりし、

安定感のある中でも更衣をしてもらいました。

 

「説明だけではなく、実際に体験できたのでわかりやすかった」

という声を保護者の方よりいただきました。

子どもさんが嫌がって着てくれない服が、着にくい服だったのかも、

と体験の中で気づかれた方もおられました。

体験の様子です。姿勢を保つもの大変そうです!!

 

 

★2つ目のグループは、遊びと生活動作の関係ということで、

遊びが生活動作にどのように関係しているかということを、

実際に保護者の方にもおもちゃに触れてもらいながら、

考えていきました。

遊ぶことが楽しくて集中して遊ぶことが、

将来、生活動作や学習に集中して取り組むことにつながること、

おもちゃを扱う中で、その物をどのように扱うか試行錯誤する経験が、

日常生活の道具操作につながること・・・などなど、

子どもたちの仕事は「遊び」であることを伝えていただきました。

 

また、おもちゃひとつとっても、どんな風に遊べるか、

実際におもちゃに触れながら考えました。

おもちゃで単に遊んでいるだけではなく、

ツルツル、ベチョベチョなど色々な感触を味わっていたり、

手のひらでドンドン、指先でツンツンと力加減を調節したり、

いろいろな手の動かし方をしていることなどに気が付きました。

おもちゃを触り出すと、それまで硬かった保護者の方の表情も和らぎ、

皆さん楽しそうにおもちゃを手に、真剣に考えてくださいました。

 

最後に、印象に残った言葉・・・「楽しい」は身体の栄養素!

子どもたちは、楽しい場面にはいろいろなステキな姿・・・

(いっぱい声が出たり、上手に座れたり、じっとこちらを見てくれたり・・・)

を見せてくれるので、なるほどなあ、と感じました。

楽しい活動の中で、いろんなことを感じ、人とのやり取りを楽しみ、

たくさんの経験が、身体の栄養素となり、

心も身体も、大きくなっていってほしいなあと思いました。

 

保護者の皆さん、作業療法士の皆さん、ありがとうございました!

 

                        保育士:中西

 

 


2017.08.8
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