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視力障害者福祉センター

2017.12.12

市民公開講座(健康講座)を開催しました


11月28日(火)

 視力センターでは、昨年に続き、市民公開講座(健康講座)を開催しました。
 男性3名、女性10名の合計13名の皆さまに参加していただきました。
 今年は、北小路所長を講師として「健康寿命をのばそう家庭でできるツボ療法」をテーマに行いました。

 前半は、配布資料および「平均寿命と健康寿命」の話に始まり、「運動機能の老化」、「歩みの力セルフチェック」などの体の機能について解説していきました。
 話の終わりには、「健康寿命をのばすためには」として、「適度な運動(テクテク)」「3度の規則正しい食事(カミカミ)」「心の健康(ニコニコ)」「五感を使った感動(ドキドキ)」など、日常生活に対しての心がけが必要であることをまとめとして前半の内容を終えました。

 後半は、「家庭でできるツボ療法」の実践として、個々の参加者に教員がツボ指導を行いました。取り上げたのは「膝の痛み」「風邪の予防」「肩こりの軽減」「腰痛の軽減」などです。
 今回は選んだツボに参加者自身の親指でほんのり赤くなる程度に押してみました。

 膝の痛みには「足三里(あしさんり)」というツボを押します。「足三里」は松尾芭蕉の「奥の細道」でもおなじみのツボで、多くの参加者になじみがあるようでした。写真1 膝の痛みに「足三里」

 風邪の予防には「大椎(だいつい)」というツボを押します。背中で首と胴体の境目あたりです。押しても気持ち良いですが、ドライヤーの温風で軽く温める簡単な方法でも可能です。写真2 風邪の予防に「大椎」

 肩こりの軽減には「肩井(けんせい)」というツボを押します。肩の最も高いところのほぼ中央です。女性参加者の多くが、興味深くツボを押しておられました。写真3 肩こりの軽減に「肩井」

 腰痛の軽減には「志室(ししつ)」というツボを押します。へその高さで背中に手をまわして、背骨から外側へ指4本分にとります。
 ストレッチと併せて押してみましょう。写真4 腰痛の軽減に「志室」

 終了時にはアンケートを実施しました。多くの参加者から「満足」「次回も健康講座に参加したい」との回答をいただきました。
 また、家で行いたい、身体や顔の歪みを取るストレッチや全身マッサージを教えて欲しいなど、多くの参加者から今回の内容を通してツボ療法に対して強い関心をもっていただくことができました。

 ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

   (鍛冶)