施設のお知らせ
2018.03.2
2月27日(火)
いざという時のための応急手当の知識と技術を身につけるべく、左京消防署から講師として来所いただき、普通救命講習会を開催しました。
職員3名の他、高等科3年・専門科3年の10名は授業の一環としての参加です。
今後、こういった救命の現場に遭遇することも考えられ、皆さん真剣な表情で取り組んでおられました。
心肺蘇生法の手順では、安全確認・反応の確認の後、大声を出して助けを求め人をたくさん呼ぶこと、そうして複数の人が分担し、協力しながら対応することが救命率を上げることにつながるとのお話しで、119番通報で救急車を呼ぶ人、AEDを手配する人、気道を確保する人、胸骨圧迫をする人に分かれ、実地訓練を行いました。
救急隊員が到着するまで救命活動を継続しますが、この胸骨圧迫がかなりの体力を要するため、適切な部位を適切なリズムで押し続けることができるよう、疲れたら交替して当たることも大切なポイントであるとの解説でありました。
法人内他施設において既に何回か受講している本講習ですが、5年に一度テキストの見直しがなされているとのことで、胸骨圧迫のリズム(回数)やためらいを生む人工呼吸の是非など過去に受講した頃からいくつか変更の箇所もあり、知っているは思い込みになりやすく、やはり常に最新の知識・技術を求めるべきであると教えていただいた次第です。(並川)