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 8月に入り、蝉もいっそう賑わしくなりました。本日は、西念寺の住職が来てくださり盂蘭盆法要を行いました。暑さ厳しく、体調を崩しやすい季節ではありますが、多くの利用者の方が集会室につどい、手を合わせておられます。中には、礼服に身を包み、参加される方もおられました。昨年亡くなられた利用者の名前が読み上げられると、伏せていた顔を上げ、その方との思い出を振り返っておられました。

 

 法要の後、住職からお話がありました。仏教の修行には6つ(六波羅蜜)あるそうで、その中の「お布施」の話がありました。施しという字はありますが、物で施すものをいうのではなく、人として備わっているものを使うだけで周りを豊かにすることをいうそうです。お寺でポスターも作っておられ、紹介してくださいました。

 

「口」は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう

「耳」は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう

「目」は人のよいところ見るために使おう

「手足」は人を助けるために使おう

「心」は人の痛みがわかるために使おう

 

 人は、多かれ少なかれ他者と関わりあって生活しています。当施設は養護老人ホーム・救護施設それぞれ約100名の方が入所されています。約60名の職員が働いており、260人が日々関わりあって生活しています。これからの人間関係の中で、今回の住職の話を聞いて、何か特別なことがなくても、自分に備わっているものを使って、それぞれが思い合い、寄り添いあってより豊かに暮らしていきたいものですね。住職は「生者必滅 会者定離」 この世に生を受けて生まれた者は、いずれは亡くなる。お会いできたそれぞれの方々もいずれは離れていく。誰一人例外はないともおっしゃっていました。自分もいつか死ぬかもしれないし、会うことができた人もいずれ離れていく。法要を通して物故者の方々との思い出や生き方に思いをはせたり、住職の言葉に心打たれた方も多くおられました。

(養護課 倉橋)

 


2018.08.2
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