平成27年10月22日（木）15:00～17:00・会議室

 

  洛南寮　養護老人ホームでは、西木津ぬくもりの里　所長　福井敦子氏に講師として来ていただき、事例研究研修を行いました。

救護施設の職員さんの参加もあり、多くの職員で事例研究することができました。

 

 

 　冒頭、あらかじめ選定した２つの認知症のケースについて、担当支援員より事例の概要と相談内容についての説明がありました。

その後、施設内で行っている各ケースの日常の支援に対して、ワークシート・模造紙・ポストイットなどを活用して、グループワークを行いました。

　認知症高齢者の日常の様子から、なぜそのような発言や行動があるのかを話し合い、様々な角度から利用者の想いを推測することでより良い支援へと結びつけることができました。

講師の先生からは、「支援についての答えはすでに皆さんの中にある。一番大事なのは相手の気持ちをまずは受け止めるということ。年老いていろんなことができなくなる悲しみを、どうなって行くんだろうという不安を受け止め、あなたの存在自体が大事なんだと伝えてください。」とアドバイスがありました。

 最後はグループで話し合った内容についてグループごとに発表し、それぞれのグループの気づきを共有することができました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(瀬尾)