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法人事務局

2017.03.28

日頃の実践・研究成果の発表!


 日頃の実践や研究成果を発表する場として、9回目となる「実践・研究発表会」を3月10日(金)にハートピア京都にて開催しました。

 

今年の「実践・研究発表会」では、施設から3つの発表があり、参加した職員同士で各施設の取組への理解を深めました。

専門用語の読み上げ辞書(理療科用読み辞書「読ター」)の開発について         視力障害者福祉センター                  指導課 仁科 富雄

どうした?どうする!?踏ん張りどころの養護老人ホーム~社会資源としての洛南寮のあり方と活用に向けての取り組み~     洛南寮 養護課 井口 妙子

身体拘束をめぐって              桃山学園 児童支援課 則枝 勝也

 

 3つの発表ともこれまでの取組経緯やその中で見えてきた課題についてしっかり捉えておられ、どのテーマも興味深い内容でした。参加した職員からの活発な質問や総括としてコメンテーターから一つ一つの発表に対してコメントもいただく中で実践を深め共有することができ、大変中身の濃い発表会となりました。

 事業団が実施運営している事業は種別・専門領域に違いはありますが、このような実践・研究発表会を通して他施設の職員のことや他施設の取組の内容を知り、法人内で共有する機会になることもこの発表会の大きなメリットになっています。

 

 

 

 研究発表会の第二部では、特別講演として、京都府立心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院の徳永 大作院長より「障がい者スポーツの現状と医学的支援」について、講演いただきました。

「障がい者スポーツの現状と医学的支援」                             心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院            院長 徳永 大作

 

 障害者スポーツの歴史のお話から、昨年度に京都府心身障害者福祉センター体育館(サン・アビリティーズ城陽)が パラリンピック・パワーリフティング競技のナショナルトレーニングセンターとして指定されたことを機に取り組まれている障害者スポーツの医科学的サポートについての活動内容と今後の予定について講演いただきました。

 「障害者スポーツ支援に向けた活動は、選手の競技力向上や育成だけに留まらず、障害者スポーツ全般の普及や社会的認知度、さらには障害者支援の向上や地域社会における交流の活性化につなげていくもの」とお話があり、障害者スポーツは決して特殊な分野では無く私たちの生活にも大きく関わっていくものだと再認識することができました。

 

(法人事務局 青木)