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こども発達支援センター

2024.09.24

きみどり4組さん


 

まだまだ暑い日が続いていますが、9月に入り少し涼しい風を感じられるようになりました。

秋が一歩一歩近づいてきていますね🍂

 

きみどり4組では、4月から3人の小集団で、就学を見据えて様々な活動をしてきました。

恥ずかしがり屋さんが多く、緊張してお母さんの背中に隠れてしまったり、声もとても小さかったりする子どもたち。本当は楽しいことが大好きなのに、慣れない場面では緊張で固まったり、自信がなくて取り組めなかったりする場面も・・・💦

けれども、半年間お友だちや先生と一緒に様々な活動を積み重ねる中で、少しずつ色々な場面で思いを伝えてくれたり、苦手なことにも挑戦したり、お友だちと一緒に遊ぶことを楽しんだりする姿が増えてきました✨

 

楽しいことや難しいことにもそれぞれのペースで取り組み、少しずつ自信を持てるようになったり、「できひん」「てつだって」等、自分の思いを発信してくれるようになったりしたきみどり4組の子どもたち。

今では、自由な時間の隙を見つけて3人で同じ遊びを楽しんだり、聞いたことがない程の大きな声で笑い合ったりするようになりました!!

 

 

 

 

職員が近くにいることで、どうしても甘えたり、頼り過ぎたりすることが多いことから、【子どもたちだけで相談し、遊ぶ物を決める】という取り組みを行いました。

慣れない状況ということもあり、最初は黙り込んだり、職員に仲介を求めたりしていましたが、「みんなでどうするのか話をして、決めてね。」と背中を押し、子どもたちに背を向ける(子どもたちだけの環境を作る)と・・・

1人のお子さんが小さな声で話し始め、そこからそれぞれの思いを伝え、やりとりする姿が見られました。以前は、自分の思いを伝えきれなかったり、ほぼほぼ「いいよ」と返答したり、全く異なることを話始めたりする場面がありましたが、3人で輪になって相談し、決めた物で遊ぶということが出来ました。

4~5月頃の3人からは想像できない程の姿を見せてくれました✨

 

3人という極小の集団で、伸び伸びし過ぎたり、頼り過ぎたりして、正直『どうしようか・・・』と悩んだ時期もありましたが、そんな中でもみんなはしっかり様々な経験を重ね、成長してくれていました!!!

 

10月からは、お隣のきみどり3組さんと合同クラスとなり、一緒に活動することになります。

集団が膨らみ、馴染みの少ないお友だちや先生がいる中で、ドキドキしてしまうことがあるかもしれません。もじもじしてしまうことがあるかもしれません。

けれども、4~9月のきみどり4組さんの中で出せた姿(積み重ねた経験)は子どもたちにとって大きな自信につながり、それは子供たち自身が持っている本来の力だと思っています。

それにきっと、新しいお友だちとの間からこそ経験し新たな力として成長できる部分も多いはず!

「もっとやってみたい」「できた」という自信につながるはず!!  だと信じています😊

 

これからもすてっぷで、山あり谷あり、一緒に色んな経験を積み重ねていこうね♪

 

 

きみどり4組担任:高井・遠藤