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心身障害者福祉センター

2022.07.7

ひまわりの一日④ 創作


こんにちは ひまわりです。

ひまわりの入り口の桜の木をふと見上げた時に、枝が空に向かって大きくカーブを描いて伸びていることに気づきました。

毎日の生活の中では、良いことも悪いこともありますが、「落ち込んで下を向いてるんじゃなくて、顔を上げて頑張りなよ」と励まされた気持ちがして、少し元気になりました。

あっという間に梅雨も明け、今度は夏の暑さに負けそうになりますが、

今日はひまわりのプログラムの1つ、『創作』の時間をご紹介したいと思います。

 

 

利用者さん各自で、各々の作品制作に取り組まれています。

 

作業の一例としては「ぬりえ」「パズル」「折り紙」「プラモデル・ブロック組み立て」「手芸」など様々です。

作品を「作る」過程で、細部への注意や手先の繊細な動き、完成までの継続した集中力などが必要となり、それが訓練の要素となります。

 

また、創作の時間には、作品制作に取り掛かる前に、短時間の『体操』を行い、体全体を動かして、活動の始まりとしています。

 

体と頭の両方をバランスよく、しっかり動かしていくことは、私たちの生活場面で一見当たり前のことに思えますが、どちらも活動の基本となるもので、大切なことではないでしょうか。

 

利用者様によっては、普段からあまり「趣味」をお持ちでなかったり、いろいろな作業に対して、積極的ではなく、苦手意識をお持ちの事もありますが、少しずつ完成に近づいていく実感や、出来上がりの達成感を感じていただくことで、『やってみると、結構楽しいものだなぁ』というお気持ちに変わっていただけるのではないかと思います。

 

『訓練』や『リハビリテーション』には、『つらく厳しいもの』というイメージがあるかもしれませんが(時にはその厳しさも必要なのかもしれませんが)、楽しみながら取り組めることなら、どんどん意欲を感じていただき、効果が期待出来たり、何より継続していく原動力となるのではないでしょうか?