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附属リハビリテーション病院

2025.10.7

デリー2025世界パラ陸上に日本代表のチームドクターとして帯同(3)


 

インドへ出張している今井整形外科医長からの報告第3弾です。

現地からの報告は、おそらくこれがラストになると思われます。

 

・・・・・・・・・<引用>・・・・・・・・・

 

こんにちは。いよいよ、デリーでの世界パラ陸上競技選手権も残すところ最終日の夜のセッションだけとなりました。

 

パリパラリンピックでは銀メダル4個、銅メダル5個でしたが、本大会ではこれまでに、金メダル4個、銀メダル8個、銅メダル1個と素晴らしい活躍をしてくれています。3年後のロサンゼルス パラリンピックに向けて幸先の良いスタートを切ることができたと思います。

 

さて、インターネットのニュースでも日本人コーチが犬にかまれたという残念な話を目にした方もおられると思います。非常に不幸な出来事でしたが、すぐに競技場の医務室で処置をし、救急車で救急病院に搬送してくださり、現地のドクターやスタッフの迅速で心温まる対応に非常に感謝しています。

 

渡航前は、消化器感染症などを危惧していましたが、ホテルが3食ともに気を付けて作って下さったおかげで1人も消化器症状を発症した選手やスタッフはいませんでした。また、酷暑の中で大変でしたが、競技開始前から競技場や練習会場を清掃してくださる多くの現地スタッフ、観客席で熱中症にならないようにペットボトルの水を配って下さる方など多くの方々に支えられて気持ちよく大会を終えることができます。ありがとうございました。

 

最後に、約1週間の帯同を許可してくださった、院長をはじめ病院の方々に深謝いたします。今回の経験を臨床に生かせるよう頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

 

写真 上与那原選手&岸澤選手

写真 お水を配布して下さる現地スタッフ