施設のお知らせ
2020.10.28
発達障害児者支援にかかわるコンサルテーション事業について
【コンサルテーション事業とは】
発達障害児者支援を行っている機関に対して、当センターの職員を派遣し、発達障害児者の生活の質の向上を目指し、アセスメントや支援方法、環境調整等を、現場の職員の方々と共に検討する事業です。
【具体的な内容】
・個別ケースについてのアセスメント、支援方法の検討
・機関において発達障害児者が生活しやすい環境を検討
・発達障害児者への理解や支援の質の向上のための研修実施
【対象機関】
京都市を除く京都府下の、医療、保健、教育、福祉等、発達障害児者にかかわる支援機関
【方法】
・基本的には、1回のお申込みでお申込み年度の年度末まで複数回行います(翌年度の継続の可能性もあり)
・1回につき1~2時間程度を予定しています(ご相談に応じます)
・詳細については、機関とセンターとで事前に打合せをして、どのように実施するか決定します。
例)4回実施の場合
第1回目:発達障害に関する基本的な研修を実施
第2回目:ケースについて、基本情報とこれまでの対応を振り返り(アセスメント)、現在の課題を取りあげる。現時点でできる具体的な対応を検討する
第3回目:前回検討した対応について振り返り(再アセスメント)、今後の対応や新たな課題についての対応を検討する
第4回目:前回検討した対応について振り返り、コンサルテーションのまとめをする
【利用までの流れ】
①当センターにお電話でお問い合わせください。
②電話で確認後、当センターのホームページにある申込書をダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、メール、FAX、郵送のいずれかでお送りください。
③書類を確認した後に、事前打合せの日程調整のため、当センターよりご連絡いたします。
また、必要に応じて、基本情報シートをメールでお送りします。
④事前打合せの際に、改めて依頼内容の確認、個別ケースの場合は基本情報の聴取、今後のコンサルテーション方法の確認、日程調整等を行います。
メールでお送りした基本情報シートは打合せの際にご持参ください。(個人情報のため、メールや郵送では受付けませんのでご注意ください)
【利用にあたって】
・申込にあたっては、機関全体での合意が必要です。
・ご本人もしくはご家族の同意が必要なことがあります。
・コンサルテーションに参加する職員は複数名でお願いします。
・検討した支援方法等については、可能な限り職員全体で共有してください。
・コンサルテーションについての記録や、支援の記録等、当センターと共有してください。
・コンサルテーションの内容について秘密は厳守します。