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附属リハビリテーション病院

2026.07.8

今井整形外科医長の論文が学術雑誌に掲載されました!「あなたに合った足の装具、どう選ぶ?」


このたび、当院の今井医師が取り組んだ「脳卒中の患者さんが使う『足の装具(短下肢装具)』の選び方」に関する研究論文が、専門の学術雑誌に掲載されました。

 

(下記リンク↓)

「脳卒中の患者さんが使う『足の装具(短下肢装具)』の選び方」に関する研究論文

 

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リハビリや日常生活を支える大切な装具について、とても重要なことがわかりましたので、内容を分かりやすくご紹介します。

 

🧐 なにを調べたの?

脳卒中のあとに使う足の装具を決めるとき、日本では主に次の2つの方法が行われています。

  1. 専門のチームが、患者さんを直接診て決める(対面)
  2. 専門ではない先生が、書類の記録だけで決める(書類のみ)

この2つの方法で、「今の患者さんの身体に本当にぴったりな装具」を選べているかどうかを比較しました。

 

📊 研究で分かったこと

患者さんの身体の状態から計算した「理想の装具」と、実際に作られた装具がどれくらい一致していたかを調べたところ、驚きの結果が出ました。

  • 直接診て決めたグループ: 約62%が身体にぴったり合っていました。
  • 書類だけで決めたグループ: ぴったり合っていたのは、わずか25%でした。

さらに、書類だけのグループでは、「前回と同じ装具をそのまま作り直したケース」だと、今の身体に合っていた割合はわずか16.7%でした。これは、時間の経過とともに変化した患者さんの身体の状態が見落とされてしまっている可能性を示しています。

 

💡 これからの医療に活かせること

今回の研究から、書類だけで装具を決めることには「今の身体に合わないリスク」があることがはっきりしました。

やはり直接お会いして評価することが一番ですが、専門医が少ない地域などではそれが難しいこともあります。今後は、どこにいても質の高い装具が作れるよう、身体の状態を客観的にチェックできる「共通のガイドライン(判定ツール)」を病院間で導入していくことが重要です。

当院ではこれからも、患者さん一人ひとりの「今」に最も適した装具をお届けできるよう、質の高いリハビリテーションと評価に努めてまいります!気になることがあれば、いつでもスタッフにご相談ください。