就労移行支援施設で、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の養成施設である「視力障害者福祉センター」ってどんな事を学ぶの? 少しでも知っていただくために、授業科目の解説の企画を再開しました。これから学んでみたい方々の参考になればうれしいです。 授業を受け持つ教員に、どんな科目か尋ねてみました ☆その 7 生体観察(せいたいかんさつ) 【質問者】 基本的な質問ですが、実技ですか、座学ですか。 【教員】 生体観察は、実技試験週間に触察と口頭試問の試験を行いますので、実技ですか座学ですかと聞かれれば実技扱いになると思います。  授業は拡大読書器を使いたい生徒さんがおられる時は、前半、教室で筋の起始停止や関係する経穴などを、テキストを読みながら確認した後、後半、実習室に移動して触察しています。教室で触察できる部位ならそのまま教室で触察してしまったりすることもあります。また、拡大読書器が必要ないクラスの場合、最初から実習室に集合してもらって、その都度触察しながら進める年もあります。 【質問者】 科目として1年間で修了しますか。 【教員】 修了します。 【質問者】 主にどのような内容ですか。 【教員】 メインは筋の触察とその筋に関連する経穴を取穴できるようになることです。筋の解剖も経穴も1年生の時に座学で勉強した内容ですから、3年生の生体観察で両方の復習ができるわけです。筋の触察のためには骨のランドマークをしっかり触れることが必要ですので骨の復習にもなります。 また時間数は少ないですが、臨床医学総論やリハビリテーション概論で学習する関節可動域や身体の計測を実際にやってみるので、それらの復習にもなります。 【質問者】 あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう全般に関わる科目ですか 【教員】 どちらにも関わる科目です。 【質問者】 体得するには。 【教員】 自分で触れる部位は、筋の名前や腱の名前など何回も言いながら触って、臨床の患者さんを揉む時も凝っている筋の名前を思い出しながら揉むようにするといいと思います。 (編集担当 市田)