同じ敷地内に、障害児入所施設と児童養護施設を併設しています。子ども達が、安心安全な環境の中で健やかに成長し、社会へ自立できるように個々の力に合わせた支援を行います。
2024-8-20
健やかな成長と自立をサポート
知的に障害がある 18 歳までの児童に対し、健やかな成長と家庭復帰・社会的自立を目指し、障害特性に応じた専門的な支援を行っています。
・障害児入所施設(定員27名) ※契約入所・措置入所あり
・短期入所(空床・併設型1名)
・日中一時支援事業
・特定相談支援事業
・一般相談支援事業
利用(入所)するためには、お住まいの地域の児童相談所にご相談ください。
自閉症や
強度行動障害へのサポート
強度行動障害支援従事者・児童発達管理責任者等資格取得研修の受講や外部アドバイザーからの定期的な指導サポート、心理担当職員の配置などにより、専門的な支援が行えるように努めています。
小規模グループ
ケアの開始
京都府内でも数少ない「小規模グループケア」を開始しました。小グループでの生活を通じてより家庭的な雰囲気の中での暮らしと児童の特性に応じた個別対応・サポートを行うよう施設内をエリア分けして支援しています。
職員のさらなる
資質向上
異なる障害特性の児童に関わるために、職員一同専門性の向上をめざしており、特に人権擁護や不適切な支援を行わないための研修については、3年間という中期のスパンで段階的に学ぶ研修を企画・運営しています。
安全な暮らしと成長をサポート
虐待等により家庭での養育が難しい3歳から18歳までの児童を自治体の要請により保護者に変わり安心安全な環境の中で養育し、心身共に健やかな成長を担います。また、家庭復帰や自立を目指し児童に合わせた力をつけるための継続的な支援、退所後のサポートを行っています。
・児童養護施設(定員30名)
・子育て支援短期利用事業(契約した市町からの委託)
当施設への入所は、お住まいの自治体の児童相談所にご相談ください。子育て支援短期利用事業のご利用はお住まいの地域の相談窓口にご相談ください。
「あたり前の生活体験事業」
(独自)の充実
生活力をつけることや将来の自立生活をイメージできるように、施設内外にて、プレ家庭生活の体験を行います。集団生活から離れて、より家庭に近い小集団での体験が、特に退園前の児童には効果的であると考えています。
ホームステイ
里親制度の利用
児童によっては、週末や長期休みに、京都府の「ホームステイ里親」を利用し、家庭生活を経験する中で特定の大人との関係づくりや心身の成長につなげることもあります。また、施設を退所して里親家庭での暮らしにつながる場合もあります。
就労体験実習の
とりくみ
京都中小企業家同友会連携体制を築いており、小学校高学年~高校生の児童に、企業での就労体験とその体験の発表会を開催する取組みを継続しています。職員以外の大人との密接な関係づくりが退所後の生活において相談先の一つになることもあります。