事業団は、8種類の施設を運営し、33種の職種を有する福祉の専門家集団です。こうした多様な施設・職種の連携・協働により、特色ある先進的な取組みを進めます。
「こども発達支援センター」の利用者が 18 歳(高校卒業)に達した後も適切な支援・治療が受けられるよう、リハビリテーション病院への通院等の受け入れについて、「個別検討会議」を開催してスムーズな移行につなげるなど、障害「児」から障害「者」への切れ目のない支援を進めます。
発達障害者支援センタ-の利用者を両医療機関への通院につなげることや、通院者に対する同センターでの相談対応等、相談機関と医療機関との相互連携を進めます。
各施設の利用者及び職員の健康管理を支援します。
各施設の利用者及び職員の健康管理を支援します。
桃山学園児童養護施設の入所児童について、母親との生活が可能なケースについては、児童相談所とも連携し東山母子生活支援施設への入所を受け入れ、母子統合に取り組みます。
視力障害者福祉センターから洛南寮を訪問し、入所高齢者に対し、あん摩施術を提供し、入所者の健康増進に寄与します。
障害を抱え、いずれの施設であっても入所対象となる児童がみられる中、両施設が同一敷地に立地するという全国唯一の強みを生かし、いずれの施設がより適切な支援に繋がるかや、児童養護施設から障害児入所施設への措置変更などについて、児童相談所も含めた定期協議の場を設置します。
両施設における各種行事や公用車の運行状況、会議室の利用等について、両施設のすべての端末から把握できるようにする等、施設の運営面での連携を強化します。
こども発達支援センター利用者に対し、桃山学園(障害児入所施設)の施設や療育内容を紹介する動画の作成、見学会の開催等の情報提供を行い、レスパイトとしての活用等につなげ、利用者支援を進めます。
こども発達支援センターで地域の保育士等への指導・サポートを実施する「保育所等訪問支援事業」の対象施設に桃山学園(児童養護施設)を加え、発達障害や虐待児童に対し、きめ細やかな支援を進めます。
こども発達支援センターの放課後等デイサービス事業について、発達障害者支援センター(こども相談室)と定期的な協議の場を設け、全国のモデルとなる放課後等デイサービス事業をめざします。
発達障害者支援センターが有する相談・支援のスキルを、他の児童福祉施設の運営に活用し、支援の専門性向上をめざします。
事業団が有する子ども・高齢者・障害者福祉に関する物的・人的資源を結集した「地域福祉支援チーム」を設置し、施設退所者が地域でも円滑に生活できるよう伴走型支援をめざします。
各職員が施設運営に効果的と思われるスキルを登録し、各施設で生じた課題に応じて、登録職員を派遣する「専門性バンク」を創設し、多様な職種や資格を有する事業団の強みを効果的に活用します。また、将来的には他法人にも活用可能な仕組みをめざします。
地球環境と調和した持続可能な社会を築き上げるため、以下の取組みを進めます。
照明のLED化等を進めます。
ゴミの分別を徹底し、ゴミの減量化・再資源化の取組みを進めます。
再利用可能な物品や自然にやさしい物品購入を進めます。
京都フードセンターと連携を図り、賞味期限切れ前の食品等の積極的な受入を行うことにより、食品ロスの削減を進めます。