施設のお知らせ
2017.11.1
寒さがでてきた10月のある日の午後に、通園児保護者対象の学習会を行いました。
はあとらっぷの相談員より、『支援ファイルの配布と記入のポイントについて理解を深める』と題して、京都府で作成された支援ファイルを使って話をさせていただきました。
概要の説明では、
①ライフステージごとで活用していく、②就園や就学に向けた利用方法、③保護者の負担を減らすために
といった内容をお話しさせていただきました!
概要の説明後は、グループに分かれて意見交換を行いました。
グループの中では、たくさんの意見がでました。その中から抜粋してご紹介させていただきます。また、その質問に対してお答えした内容も併せてご紹介します。
・「何を書いたらいいのか」
→支援ファイルは、子どもさんの成長記録です。細かい成長記録をメモとして書くのも良し、支援機関に知ってほしいことだけ書くのも良しです。もし細かく書くのであれば、出生時の様子から、健診の記録、子どもさんの好きなもの、苦手なことなど、支援機関での出来事や、保護者さんが感じていることまで書いてもらえればと思います。
・「誰が書くのか」
→基本的には保護者さんです。ただ、保護者さんの同意のもと、支援機関などの職員に書いてもらうこともできます。
・「書くのが大変」
→書けるところだけでもOKです。また、資料(母子手帳のコピー、個別支援計画書など)をそのまま挟んでおくこともOKです!
ほかにも、「後から見返したら、私こんなに頑張って作りましたっていう励みにもなるかも」、「デザインを可愛くすると書く意欲につながる」、「書きたいと思えるファイルを作ってほしい」など、書く人の目線でもたくさんの意見をいただきました。
今回の保護者支援学習会の目的は、支援ファイルを〝知っていただく〟ということで開催させていただきました。今回の学習会で、支援ファイルを初めて見る人も多く、「支援ファイルを知れて、今後少しずつ記入していこうと思いました」といった感想もいただきました。
もし有効に使えそうであれば使ってみてほしいと思います。一部だけ使ってもらうことも全く問題ありません。もちろんページを付け加えてもらってもOKです!
もしわからないことがあれば、はあとらっぷの相談員に気軽に聞いてくださいね。