ボランティアサークル「いな穂」さんは、事業団職員ＯＧが多数在籍されており2004年から洛南寮　養護老人ホームにも来てくださっています。

　月１回の喫茶店、洛南寮まつりでの浴衣の着付け、すきやきパーティ、救護施設ではお花クラブや手芸クラブの講師として利用者の皆さんが楽しみにしている機会を作ったり、サポートしてくださっています。

　夏は「今日はアイスか？」冬は「ぜんざいか？」と利用者の方もお昼ご飯の時から待ちこがれておられます。事業団職員として働いておられた時からのボランティア会員さんが来られていると、老人ホームに入所されている利用者さんは「○○さん、喫茶に来てるの？それなら行きたい。連れて行って」と部屋にこもりがちな方も元気に動けていた時代を思い返す機会ともなり、楽しまれています。

 

　代表の内田さんに話をお聞きしました。

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できることをゆっくりと「人生いきいきと一人ひとりを大切に」生きていく活動です。「いきいきと共に生きる」を目標として、相互に励まし合いながら楽しみを見つけて、精一杯活動してきました。

会員の高齢化や体調不良、親族の世話などで活動に制限が出てきており、活動の回数は減少している状況ですが、施設利用者の笑顔やありがとう！の声に喜び励ましを得て活動を続けています。

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　利用者の方だけでなく、職員も悩んだり、揺れたりすることもあります。今話しづらくなった利用者の方が活動的だった時、何が好きだったか。どんなことを楽しまれていたか。悩んでいても口に出せない職員に気づき、話しを聞き励ましてくださる等、ここには書ききれない程たくさんのことを教えていただき、日々の支援の中に活かしています。

 

　いつもありがとうございます。そしてこれからも、どうぞよろしくお願いします。

養護課　倉橋