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京都府社会福祉事業団が発信する特集コラム

第14回京都府社会福祉事業団「実践・研究発表会」を開催しました!

毎年、法人内にて各施設の日々の取組みや専門的な研究内容を発表する、「実践・研究発表会」を開催しています。

計5テーマの発表があり、利用者サービス向上に向けて新たな取組みや既存事業の充実、専門領域のテーマに加えて、今年度は初めて法人内の施設間連携による合同発表もありました。

対面とオンラインのハイブリッド形式にて実施したこともあり、ライブの緊張感もありながらも現役職員だけでなく内定者まで多くの方にご参加いただきました!

 

また、新たな試みとして、研究への支援やモチベーション向上に繋がるように最優秀賞と優秀賞の表彰を行いました。

 

 

【発表テーマ/施設名】

最優秀賞

●すてっぷセンターと附属リハ病院との連携について~障がい「児」から障がい「者」への切れ目のない支援への取組み~(こども発達支援センター・心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院)

京都府南部地域の障害児療育において、障害児(18歳以下)から障害者(18歳以上)へのシームレス移行な向けた取組みについて

(講評)

・京都府南部地域の総合リハビリテーション支援拠点構想とも繋がる取組みであった。

・施設間連携がまさに事業団の強みを活かした取組みであった。

 

優秀賞
●『笑顔の支援記録(ニコリほっと)』を継続して新たに見えてきた事 ~広がりが見えてきた支援記録から利用者、職員に及ぼす影響についての考察~

(心身障害者福祉センター 障害者支援施設)

令和元年度から開始した利用者のプラス面に着目した支援記録(ニコリほっと)について、3年間の記録を整理・分析して紹介。

(講評)

・職員のモチベーション、利用者サービスの向上に繋がる良い取組みであった。

・今後はさらに他施設への波及、具体的な個別支援計画へ繋がることを期待したい。

 

●退所者のアフターケアについて
(東山母子生活支援施設)

退所後の定期的な支援に向けてLINEツールの活用等、きめ細やかな情報発信によるアフターケアの充実

(講評)

・次年度は自立支援担当職員も導入予定のため、更なるアフターケアの充実に期待したい。

 

リハビリテーション病院として、障がい者スポーツ(パラスポーツ)の普及及び医学的サポートを含む環境づくりについて

 

●あたり前の生活体験事業の取組みとその効果

(桃山学園 児童養護施設)

児童養護施設における児童の自立意識向上や家庭的養護に向けた、施設内外での個別宿泊体験事業について

(講評)

・小規模化、家庭的養護の推進等、時代の流れに応じて創意工夫している取組みであった。

・児童に応じた段階的なメニューを設けているため、今後のステップアップにも期待したい。

 

●【特別発表】障害者スポーツへの医科学支援の取組み
(心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院)

(講評・アンケートより)

・さまざまな専門職が連携し、選手をサポートする体制を構築していることが理解できた。

・今後もリハビリテーション病院として、パラスポーツの 普及、NTC(ナショナルトレーニングセンター) のモデルケースとなれるよう期待したい。

 

今後も、法人内外問わず、外部への発表論文や次年度への研究に繋げ、より多くの人に事業団の取組みや魅力を発信してまいります!

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