2022
10/5
9月29日(木)、桃山学園において「人権擁護研修」を開催しました。
平成27年度の虐待事案から7年が経過し、当時の状況を知る職員も少なくなってきた今、改めて施設の全職員で人権擁護、虐待防止について振り返ることで、決して風化させることのないようにという思いから、単発の学びではなく、継続的な振り返りがより効果的と考え、今年度は計4回シリーズ、次年度も継続する長期的な研修として開催予定としています。
講師には、社会福祉法人世光福祉会 理事・統括管理者、また京都知的障害者福祉施設協議副会長でもある中西昌哉様にお越しいただきました。
「障害者虐待防止から、よりよい支援へ」をテーマに、虐待の発生要因や対策だけではなく、虐待防止の先にあるサービス向上について個人レベルから組織全体の視点でもご講義いただきました。
参加者からは「不適切な支援が起こる危険信号の見極め方は?」「虐待を起こす可能性がある人は頑張りすぎてしまう側面もあるように感じる」等、講義内容への質問や、日々の支援の中で感じる難しさを共有する時間もありました。
初回は座学中心でしたが、2回目以降は具体的なケース事例も取り上げるなど、施設内研修ならではの良さを活かした内容で開催予定です!