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視力障害者福祉センター

2023.03.6

施術者マナー講習会を開催しました!


3月1日(水)の午後、全利用者と教職員を対象に、施術者のためのビジネスマナー講習会を実施しました。

 

今年で8回目となるマナー講習会ですが、信頼される施術者としておさえておくべき基本的なマナーを学ぶ目的で開催しており、この時期の恒例行事となっています。しかしながら、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催できず、2年ぶりとなった今年は、講師として薬剤師でもある山中智香先生をはじめてお迎えし、一昨年と同様、新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、教職員はリモートでの参加となりました。

 

これまでの7回の講習会では、挨拶、お辞儀、ノック、話し方などの基本的な内容に加えて履歴書の書き方や面接、さらにはクレーム対応のポイントや報・連・相の大切さ、ハラスメントの基礎など、様々な内容をテーマに開催してきました。

 

写真1 山中先生のご講義の様子

 

今回は、まず始めに「信頼関係」を築くことの重要性を教えていただき、そのために必要となるのが社会人として知っておくべき基本的なマナーであり、話し方や聴き方、立ち方、姿勢、お辞儀の仕方ひとつで第一印象が決まること、特に初めの6秒間で脳が判断してしまうことなどを教わりました。

 

講義の中では、参加者が実際に施術者と患者役になり、どのように対応したらより良い信頼関係を築けるのか、ロールプレイを行うなど、大変参考になったのではないでしょうか。

 

その後、クレーム対応のポイントについてもご講義いただき、クレームを言う人は不満を持っている人の僅か4%で、ほとんどの人は何も言わないまま来なくなり、クレームは改善に繋がる貴重な情報になる場合もあるとの興味深い話も伺いました。

 

講義は、山中先生が実際に薬局で経験されたことを例に、より具体的で印象深い内容となっており、利用者さんたちも活発にディスカッションに取り組んでおられました。

 

これから老人施設や治療院に就職する3年生や、臨床実習に臨む1,2年生だけでなく、教職員にとっても大変有意義な時間となりました。

 

写真2 ディスカッションの様子

 

来年度も9回目の開催を予定しております。次回の内容についてはまだ未定ですが、次回も楽しみにしていてくださいね!

(川口)