10月21日（月）、秋の体験見学会を開催しました。
　当日は、ずっと残っていた夏の暑さも消え、清々しい秋晴れの日となりました。
　そのような中、今回は付き添いや関係機関の方を含めて10名の方々にご参加いただくことができました。

　午前中は当施設の全体像を捉えていただくための施設紹介を行いました。
　施設の沿革や支援内容、授業や費用、そして卒業後の進路についてご紹介しました。
　卒業生からのメッセージもお聞きいただきました。大変だったことや楽しかったことなど、当施設の魅力を存分に話していただき、見学者の参考になるだけでなく、職員にとっても嬉しくなるようなメッセージでした。

　施設紹介の後は昼食の時間です。
　昼食は食堂にて、利用者さんが普段から食べている給食を食べていただきました。
　本日のメニューはハンバーグでした。
　アンケートでも、「給食がおいしかった」、「大変な勉強を頑張るための励みになりそうだ」という感想をいただきました。

　午後はグループに分かれて、体験コーナーを回っていただきました。
　あんまの実習体験では、叩打法という技を４種類、授業さながらの形で練習していただきました。ご家族の方々も興味深そうに参加していただきました。
　はりの実習体験では、実際に授業や治療で用いるはりに触れていただきました。東洋医学に関心のある方もおり、熱心に説明を聞いておられる様子でした。

　便利なグッズのコーナーでは、パソコンの画面読み上げソフトや録音機器、拡大読書機などの視覚障害を補ってくれる機器などを、実際に触れていただきながら紹介しました。
　施設内の見学では、宿舎の居室や洗濯場、お風呂などについて見学していただきました。その外にも教室の様子や骨格模型などを見ていただきました。

　最後は希望者を対象とした個別相談を行いました。
　分からないことや不安なことなど、色々と質問をいただきました。
　安心して入所していただけるように、一つ一つの質問に丁寧に説明させていただきました。

　今回のアンケートでは、「丁寧にしてもらえた」、「良くしてもらえた」といった感想を多くいただきました。
　見学会でも入所後の支援でも、職員一同、親身に丁寧に支援をしていきますので、ぜひ、入所を前向きに考えていただければ幸いです。

　あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の免許取得と就労を目指す仲間を心よりお待ちしています。