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視力障害者福祉センター

2018.09.3

卒業生に対する実技研修会


8月19日(日)
 視力センターでは、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師として、活躍しておられる卒業生のみなさんに対し、より専門的な知識や技術を習得していただけるようスキルアップを目的とした研修会を開催しました。

 今回、松本所長による「ロコモ予防のための膝痛等に対する診察・鍼治療等のポイント」というテーマで参加を呼びかけたところ、卒業生18名、職員12名が参加しました。

 ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)は、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害を来たしている状態のことをいい、進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。

 今回の研修会では、このロコモティブシンドロームの定義と検査・評価の正しい理解と、歩行能力の改善につながる鍼やマッサージ治療のポイントについて、日々の臨床に役立つよう、長年の臨床研究成果に基づき、データで効果の裏付けを示しながら講演していただき、最後に膝の診察と刺鍼の実技をしていただきました。写真1 松本所長による講演の様子写真2 実技指導の様子

 参加されたみなさん、大変熱心に話を聴いたり、興味深そうに実技を見学しておられました。
写真3 膝関節内側部への刺鍼の様子
 また、卒業生の方には松本所長の鍼を実際に体験していただき、その効果を実感していただくことができました。
 とても有意義な研修会となり、参加されたみなさん、喜んでおられました。

(金盛)