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法人事務局

2019.11.11

求められる力を高めるために!(初期中堅層研修 報告)


去る10月24日、初期中堅層研修(階層別研修)を京田辺市商工会館にて開催しました。

法人のキャリアパスの中で位置づけている「初期中堅層」は、入職後3~5年以内の職員のことです。

 

3~5年が経ち、職場や仕事に慣れつつも、業務の量や責任感が変わったり、後輩もできて自分が指導する立場になったりと、ふと悩みを抱くことも多いのではないでしょうか。

そんな職員層だからこそ、研修では自分自身を見つめ直したり、自分の考えを発表したりすることで働くモチベーションに繋がるような研修にしたいと企画しました。

講師:瀬尾課長(洛南寮 救護課) 宮崎課長(洛南寮 養護課)

講師は、洛南寮の瀬尾課長と宮崎課長が務め、キャリアパスで求められる

「基本的な知識や技術を蓄え、利用者の状況を把握して業務を安全に遂行できる」

「利用者やご家族、地域の方々等に自施設のことを正しく説明できる」

という力にスポットを当て、参加した同じ階層職員同士で共有できるように、グループワーク中心に、メンバーをシャッフルしながら行いました。

 

1つ目のテーマは「初期中堅層になってぶつかった壁、それをどう乗り越えたか」

業務効率化や、後輩への指導など、キャリアパスで求められている能力の8つのカテゴリーに当てはめながら、

「業務が増えてきたからこそ、1日の中で優先順位を付けて行動するようになった」

「後輩指導で悩んでいたけど、他の先輩から助言をもらっていろんな方法を試すようにしてみた」

など、普段の悩みや業務で工夫している点を共有しました。

 

2つ目のテーマは「事業団(今の職場)に入って良かったこと・心に残っている先輩とのエピソード」

グループも変え、同じ施設同士なこともあってか終始和やかな雰囲気。

「新しいことをを任されて不安もあったけど、達成感もあった」

「しんどかったときに先輩にかけてもらった言葉で気持ちが楽になった」

など、どの施設からも大変な中でのやりがいや、職場内で支え合っていることが垣間見えるエピソードがありました。

 

最後には、各施設別に「自施設&自分の仕事のPR!」

限られた時間の中だったにもかかわらず、各施設ごとに上手く1枚の模造紙にまとめて

「勉強させてくれる風土がある」

「利用者の方と長期的に関わることができる」

など法人としての良さや、自施設の魅力を発表してくれました。

 

ワークの合間には、講師の方々の入職時のエピソードや失敗談なども聞くことができ、今では頼りがいある上司の方々も、自分達と同様に悩みながら続けてこられたし、だからこそ今があるのだな、などと感じてもらえたのではないでしょうか。

参加者の方に積極的に発言やワークをしてもらったおかげで、講師側や研修を主催する事務局側にとっても刺激をもらえる研修になりました。

今後も引き続き、各階層ごとに合った研修を企画して人材育成に努めていきたいと思います。

(法人事務局)