９月２８日（木）、来年３月卒業予定のはり科３年生７名とあん摩科３年生１名の合計８名とともに職場見学に行ってきました。

 

視力センターでは、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師免許取得後の進路・就労先の参考になるよう、毎年職場見学を行なっています。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一時期中止せざるを得ない年もありましたが、今年は昨年に引き続き実施することができました。

 

今回は、センターの卒業生がヘルスキーパーとして就労している企業の治療院と、京都駅近くにある介護医療院のリハビリテーション科を見学させていただきました。

 

初めに訪問した治療院では、まず企業の概要や障害者雇用に関する説明を伺ったあと、予約・受付のシステムや施術室の構造などを実際に確認しながら見学させていただきました。とても充実した施術環境を拝見し、さらには精算のシステムがすべてデジタル決済で、現金は一切取り扱わず、視覚障害者にとっても扱いやすい仕組みが導入されており、多くの障害者を雇用されている会社として、働きやすい環境が整っていると感じました。

 

 

 

一方、介護医療院リハビリテーション科では、牽引や温熱療法、電気療法などの物理療法機器を見学・体験させていただきました。また、リハビリテーション科での業務の流れや病院でのマッサージ師としての心構えなどもお聞きすることができ、病院での勤務を思い描くことができたのではないでしょうか。

 

 

２ヶ所の見学先では、お忙しい中、私たちのためにお時間を取っていただき、本当にありがとうございました。今回の有意義な体験を経て、卒業後のイメージが少しでも具体化できていればと思っています。

 

卒業まで残り半年ですが、３年生全員が希望する進路に進めるよう、免許取得と就労に向けて今後も引き続き支援していく予定です。３年生の皆さん、目標に向かって一緒に頑張っていきましょう！！

（川口）