施設のお知らせ
2023.12.7
11月30日に明治国際医療大学と連携して、最新医学に関する知識・技術の習得を目的とする研修会を開催しました。
今回は、特任准教授の鶴浩幸先生を講師としてお招きして、「ポルトガルでの鍼医学における国際交流の実際」をテーマに開催しました。
講演では、まずはポルトガルにおける鍼治療の現状についてご講義いただきました。
ポルトガルでは、腰痛や膝痛などの運動器疾患以外にも、難治性の胃潰瘍や心身医学領域においても、医師との良好な関係を築きながら、積極的に鍼治療が行われているとのことでした。
また、リスボンにあるセントルイス病院では、40年以上、延べ40万人以上にわたる臨床実績に基づく鍼麻酔治療法が実践されているとのことでした。
実技指導では、センターの臨床実習で取り扱うことの多い、運動器疾患に対する診察法や治療法について、また、心身医学領域の鍼治療について、ご指導いただきました。
鶴先生、貴重なご講演ありがとうございました。
(金盛)