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施設のお知らせ

視力障害者福祉センター

2024.08.8

夏の体験見学会2024を開催しました!


 7月27日(土)に、夏の体験見学会2024を開催しました。
 当日の京都市は気温38度に達する猛暑日でしたが、そのような中、総勢17名の方にご参加いただくことができました。
 今回は、就労を考える視覚障害者の方だけではなく、他の福祉施設の職員の方々のご参加も複数ありました。
 また、近頃、再びコロナウイルスの感染者が増加しているということで、感染防止対策を講じての開催となりました。

 
写真1 施設紹介

 体験見学会は施設の紹介から始まります。
 施設の沿革、教育・支援の内容、就職の状況、費用などについて説明させていただきました。
 そして当施設を実際に卒業された卒業生の方を招いて見学者の方にメッセージを送っていただきました。
 今回の卒業生の方は、施設の魅力だけではなく、障害を抱え、悩み、乗り越えていった経験を含めてお話してくださいました。
 当日のアンケートの中には、そのメッセージに心を打たれたという方が何名もいて、とても好評でした。
 メッセージ以外の部分についても、丁寧で分かりやすいというご意見をたくさんいただきました。

 昼食では、実際に利用者さんが食べている給食を食べていただきました。
 メニューはとんかつです。
 毎日こんなにおいしい給食がでるんですかという声もいただき、喜んでいただけたようです。
 とんかつ以外のメニューもおいしくいただいてもらえると思います。

 昼食が終わると、午後からは体験コーナーが始まります。
 体験コーナーは数名ずつのグループに分かれて、4つのコーナーを回っていただきました。

 

写真2 はり体験

写真3 あん摩体験

 あん摩体験では、実際の授業のように、教員が手を取って叩打法という技を練習していただきました。みなさん熱心に取り組んでくださいました。
 はり体験では、はり施術で用いる鍼(はり)を見て、触れていただきました。はりの細さに驚いていました。

 

写真4 機器紹介コーナー①

写真5 機器紹介コーナー②

 便利な機器のコーナーでは、パソコンの画面読み上げソフトや、授業を録音する機器などについて紹介しました。まだ支援機器を知らない方にとっては、とても興味深い体験ができたようです。
 宿舎のコーナーでは、入所支援を利用する場合に生活していただく居室について紹介しました。
 どのコーナーも、みなさん興味深く見学していただけました。アンケートでも、もっと見学する時間が長かったらよかったという意見をいただきました。

 最後に希望者を対象に個別相談を行いました。
 疑問点や不安に感じていることなど、個別に相談していただき、丁寧に説明することができたと思います。
 相談の会場からでてきた後も、職員に熱心に質問されている方もいらっしゃいました。

 今回の体験見学会は、数年続いたコロナ禍がひとまず落ち着いてきたためか、多くの方にご参加いただくことができました。
 これからも多くの方に当施設の内容と魅力を知っていただき、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の免許取得を目指していただければと思います。

 

 秋の体験見学会は10月21日(月)にも実施します。
 興味のある方はぜひご参加ください。