COLUMN

月間福祉2023年6月号『発見！福祉で輝く人　第49回』のコーナーにて、
洛南寮養護老人ホームの職員がクローズアップされました。

大学で福祉を学ぶ中で、福祉は介護だけではなく課題が多岐にわたることを認識し、福祉の道を志したNさん。
多種多様な福祉施設を運営する当法人への入職後、洛南寮養護老人ホームの生活支援員として、日々、利用者の方々の変化に気づき、対応力が必要な環境下で奮闘する毎日とのこと。慣れない時期には、夢の中でも必死で介護しているような日もあったと語られています。

失敗をしても落ち込むだけに終わらず、創意工夫して次につなげることが重要だと気づき、試行錯誤する中でのエピソードも紹介されており、
「なぜそのような支援をするのか、丁寧に対話を重ねて支援の説明を行い、利用者の方に納得していただけた時には、『思いを受け取っていただけた。よしっ！』と感じた」という文面には、Nさんの喜びが込められています。

また、経験を積んだ先輩のアドバイスを聞き、自身でアレンジしながらさらに意見を聞くという、職員同士で高めあっている職場の様子までも、伺えるようでした。

地域福祉向上のため、地域との連携が重要という点についても語られていますが、これは私たち事業団の基本理念の一つでもあります。

コロナ禍での入職で、後輩と話をする機会も少ないとのことですが、「思いを他者に伝えるべく言葉を紡ぐ作業は、自分の成長にもつながります」とのことですし！
ぜひ、今後とも、福祉の仕事の楽しさ、社会の一員としての誇りをNさんの熱い思いの言葉で伝えてくださいね！

今回の掲載を通じ、多くの方に当法人で働く職員の思いを知っていただき、福祉現場で働くことの魅力が広く伝わることを願います。
皆様もぜひ、お手に取ってご覧ください。