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こども発達支援センター

2024.03.29

き組の1年間


寒さの中にも、少しずつ春の暖かい日差しが感じられるようになってきました🌱

 

き組では、1年の締めくくりになるような活動として”メダル作り”を行いました。

お母さんに手伝ってもらいながら、両面テープの剥離紙を剥がし、ピンクのキラキラテープを台紙にペタンっ!と貼ります。目印を意識しながら貼るお友だちや、お母さんと一緒にペータンっとはるお友だちの姿が見られました。

次は丸い紙にお絵描きです。お子さん、お母さんにそれぞれ1枚ずつ、水性ペンで書いてもらいました。

水性ペンを渡すと、自分でペンを握って丸い紙にめがけて書くことができました。いろんな色で線を書いてみたり、“時計”や“虹”を書いてみたり…それぞれが好きな絵を書くことができました。そして、今までなかなかペンに興味を持てなかったお友だちも、この“メダル作り”で初めて自分から絵を書く

等、1年間の成果を見せてくれました✨

 

そして、メダルの裏面にはお母さんからのメッセージを書いてもらいました。一人ひとりそれぞれのペースで大きく、グンっと成長した姿を一番近くで見守ってくださったお母さん。それぞれの姿を振り返りながら、“○○を頑張ったね”、“○○な姿が見れて嬉しかったよ”等のメッセージを書いてくださいました。

 

製作や机上活動にはなかなか興味を持ちにくかったり、立って製作に取り組んだりした春頃。この1年で大型遊具や、サーキット等で身体作りを行ったり、色んな感触遊びを行ったりする中で、着席時間が長くなったり、製作活動が楽しめるようになったりし、机上活動に最後まで取り組めるようになりました❀

 

完成したメダルは、3月末のお集まりの時間に、一人一人渡しました。

首にメダルをかけて嬉しそうな表情を浮かべるお友だちや、自分やお母さんが書いた絵をじっと眺めるお友だちの姿が見られました。

 

 

 

1年を振り返ると、このき組が初めての小集団というお子さんも多く、お母さんと一緒にたくさんの“はじめてのこと”に挑戦してきました。き組は慎重なお子さんが多く、初めての遊びでは遊び始めるまでに、じっと遊び方を観察したり、大人が遊んでいる姿を側で見てみてから、手を伸ばしてみたり、お母さんと一緒になら遊んでみる姿が見られました。秋ごろになると、自分から“やってみよう”とする姿も増えてきました。一人で出来た時や上手くいった時には、クラスみんなで喜びを共有したりし、嬉しさを膨らましました。

お母さんと一緒にいろんな挑戦をする中で、遊びへの期待感や手応えがこの1年でぐんっと伸びたなと思います。

4月から新しい環境になりますが、それぞれのペースでいろんなことに挑戦し、みんなの楽しいと思える事をたくさん増やしてくださいね!応援しています💓

 

1年間ありがとうございました。

 

き組担任 樋口 南