施設のお知らせ
2024.07.10
アレルギーを持つこどもさんを対応する給食場面でいざという時にスムーズに動けるように、ロールプレイ研修を実施しています。
今年度も、通園の保育士、看護師、調理師、栄養士のほか、医師や専従セラピストが参加し、4グループに分かれてロールプレイを行いました。
看護師さんの司会で、研修開始です。
ロールプレイは、実際にありそうな場面を2パターン設定しました。
パターン①卵アレルギーのある3才の男の子(福祉型タイプ)が他児の給食を食べてアレルギー症状(口の周りに赤みやかゆみ)がでた。
パターン②食物アレルギーの診断はされていない1才の女の子(医療型タイプ)がアレルギー症状(口の周りの赤み、嘔吐)がでた。
普段の対応は看護師さんにおまかせしてしまうことが多いので、今回は看護師さんがすぐに来れない状況にしました。
各グループのベテラン職員さんが中心となり、アレルギー対応マニュアルに沿った動き、こどもさんとその保護者への対応、他児への対応、看護師や栄養士への連絡をロールプレイの発表内容にうまく入れるようにしていました。
どの職員さんも演技力やアドリブもばっちりで、なおかつ笑いも誘い、和気あいあいとした発表となりました。
年に1回のロールプレイを続けてきたことで、自分たちがどう動けばよいのか自然と積み重なってきました。また、職員同士の交流にもなり、職員間のチームワーク力向上にもつながっていくと思いました。皆さん、お疲れさまでした!
(療育課 栄養士 伊藤)