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こども発達支援センター

2017.03.31

お友達と一緒に運動遊びをしたよ♪~ぶどうぐみ~


ぶどうぐみさんは、お友だちへの意識はあってもどきどきして隠れてしまったり、

うまく言葉にできずにいる子どもたちが多いクラスでした。

その中で、大人を支えに何度もお友だちと一緒に遊ぶ経験を積み重ねることによって、

お友だちと一緒がうれしい!!という気持ちを持てるようになりました。

 

そんな最後の保育では、台風の目をしました。

お友だちと一緒に長い棒を持ちながら走って、コーナーを回りゴールをするという

担任の説明を椅子に座りながらドキドキワクワクして聞いていた子どもたち。

 

*お友だちと一緒に遊びに取り組む

*お友だちの様子に意識を向ける

*自分の意思を表出する、お友だちとやりとりをして一緒に遊ぶお友だちを決める

などをねらいに

子ども達に意見を出してもらい、

話し合って2、3人のグループを決めることから取り組みました。

 

大人を支えに意見を出し合い、意見が一致してすんなりグループが決まるところもあれば、

自分が一緒にしたいお友だちは他のお友だちと遊びたかったり、

お友だちとではなく一人で取り組みたかったり…等、

意見に食い違いが生まれるところも多く…。

大人が仲介に入りながら、子どもたちと一緒に考えてグループを組み、

一人で走りたいお友だちや、お友だち同士でしたいお友だち、

お友だちがしているのを見て応援するお友だち、

「次は○○しようね」と担任と約束するお友だち等、

それぞれが納得できる形で取り組みました。

 

グループが決まったら…!

 よーいどん! で、走り出してコーナーを回ってもどってきたらゴールです。

スタートのテープの前に、ワクワクしながら立っています☆

先生の「よーい…どんっ!!」で元気よくスタートするぶどうぐみさん!

お友だちとテンポを合わせて走る姿がとっても素敵で、

少し早いときには、「ちょっとゆっくりして!」と発信する子どもたちと

それを受けて少しスピードを緩める姿が…!

 

 

また繰り返す中で、一人で走りたい子どもたちも、

ほかのお友だちとも一緒に走ることができたり、

途中でこける事が楽しくなった子どもたちも、最後まで走りきる事ができました!

 

ぶどうぐみさん、たくさんのお友だちに自分の思いを伝えたり、

大人を支えに相手の気持ちを受け止めようとしたりして一年間過ごしてきました。

その中で、時にはシクシクとなることもありましたが、

経験を重ねる事で、お友だちに譲ったり、

自分からお友だちにかかわろうとする姿が増えてきました。

これからも大人を支えにしながらお友だちと一緒にたくさん遊んでください。

みんなのこと、これからも応援しています♪

楽しい一年をありがとうございました!

ぶどう組担任:勝島・遠藤・下村