施設のお知らせ
2019.02.28
第5回京都リハビリテーション医学研究会学術集会の中で行われた、声楽家 青野浩美さんの講演の様子です。
青野さんは、声楽家をめざして邁進していた矢先に、神経科系の疾患を発症。上下肢の筋力低下に加えて無呼吸の発作におそわれ、気管切開が必要であることを医師に告げられました。歌手としての活動は、「前例がないから無理だ」とされましたが、諦めず、自身の障害と向き合い、闘い続けました。家族や支援者に支えられ、リハビリテーションを行い、声を取り戻し、歌い、語り出しました。現在は”気管切開をした声楽家”として、北は北海道から南は沖縄まで、精力的に活動中です。
わずか30分あまりのお話と演奏でしたが、参加者の中には、大きな感動が広がっていました。