施設のお知らせ
2019.11.7
11月3日(日)の文化の日に、府立植物園で開催された「府民交流フェスタ」に参加してきました。
今年のテーマは、「一人ひとりの夢や希望が全ての地域で実現できる京都府を目指して」です。
視力センターは「みんなが活躍」のエリアで、「見えない・見えにくい」とは?をタイトルとした、体験メガネ着用による見え方体験・手引き体験、点字教室、ツボ教室の3つの内容で出展しました。
体験メガネのコーナーでは
すりガラスメガネで「ハッキリ見えにくい」、視野が狭くなっているメガネで「見える範囲が狭い」、また、レンズ部分が黒いキャップのメガネで「全く見えない」などの見え方体験をしていただきました。
また、「全く見えない」状態で、手引きを「したり・されたり」という体験もしていただきました。
「前から手を引っ張られるとこわい」、「後ろから押されると危ない」という気づきや「肘を持ってもらい、半歩前を歩くように手引きする」と安心できることへの理解につながればと思います。
点字教室のコーナーでは
多くの方に50音を6つの点で表記する、点字に「おもしろい」と興味を持っていただくことができました。自分の名前を点字で書いてみるという体験を通じて、エレベーター、電気製品、飲料水の容器など、色々なところにある点字にもっと関心が高まればと思いました。
ツボ教室では
視力センターのあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の養成施設としての特色を活かして、日常生活で活用できるツボについて学んでいただきました。
来場された方からは、普段感じている身体症状に対する対処法についての相談が寄せられていました。
当日は、少し曇り気味で、午後からは雨が、ぱらつくようなお天気でしたが、たくさんの方々に、体験メガネのコーナーやツボ教室、点字教室にご参加いただきました。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
(金盛)