施設のお知らせ
2020.02.18
昨年度から始まった「京都府失語症者向け意志疎通支援者養成研修会」に、今年度は当センターから二人が通い、無事に修了書をいただく運びとなりました。
その内容を職場に還元すべく、所内研修をしました。
失語症者と支援者という設定でロールプレイをして、失語症者役は伝わらないもどかしさを、支援者役は汲み取れない申し訳無さを、途中で役を交代し痛感し合いました。
ひらがなは「音」としての要素が大きく「漢字」の方が意味を持っているので伝わりやすいこと、
メモを使うことで確認や話の整理にもなること、
何より失語症者は伝わらないことで自信を失っていることも多いので「自己表現」の願望を共有しながらそれを支援する姿勢が大切であること、などを再確認しました。
伝えたい気持ちと分かりたい気持ちが高まり合い、二人の距離も照れてしまうくらい縮まるような、熱い研修となりました。
支援課研修係:並川