本文へジャンプ

京都府社会福祉事業団ロゴ

ページ全体の彩度を変更します。
お問合せ

TOP

施設のお知らせ

こども発達支援センター

2023.09.12

きみどり1組さん🌞


9月になりました。暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日が続いていますね。

新年度が始まってあっという間に5か月が経ちました。

今回のブログでは、最近のきみどり1組さんの様子について紹介しようと思います。

 

きみどり1組さんは、週に一回活動するクラスです。幼稚園や保育園よりも

少ない人数の集団の中で、子ども達の姿を保護者の方と一緒に確認し、

今後の支援に繋げていくことを目的としたクラスです。

春頃は、新しい環境に少し緊張している様子が見られていましたが、

今ではお友だちや先生にも慣れ、元気いっぱい「せんせい、こんにちはー!」と

お部屋に入って来てくれて、笑顔が増えてきた印象もあり嬉しく思っています。

 

きみどり1組が始まってから、子どもたちの色んな姿を見られるように、

様々な遊びを設定してきました。最近の活動では、お友だちと協力しながら遊んだり、

子どもたち同士で話し合いながら、進めていけるような場面を作るようにしています。

どんな遊びでも一生懸命取り組んでくれるきみどり1組の子ども達。

お友だちと一致団結して同じ遊びを楽しんでいます。

 

(みんなの顔はスタンプで隠れていますが、とてもいい笑顔をした写真でした!!)

 

 

ただ、改まった話し合いになると、どう話していけばいいのか分からなかったり、

自分の思いを言えなかったり……、大人が間に入り仲介をしながら、

話し合いをすることも多いです。

上の写真は風船遊びをする前の話し合いの場面です。

みんなで小さな円になって、何色の風船を使うか、

誰が何番目に膨らませるか等を話し合っていました。

初めは全員バラバラの風船の色を言っていたのに、

話し合うことになると満場一致で赤色に決まったり、

全員元気いっぱいに「1番が良い!」と言っていたのに、

話し合いが始まると「僕は(私は)〇番でいい」と、すぐに譲り合いが始まり、

すんなり順番が決まったり…

あっさりと話し合いが終わったことに大人は拍子抜け。

 

“お友だちに合わせる”ことができる、みんなの力はとても素敵。

けれど “自分の思いを貫く” “みんなの前で伝える”

ということが苦手なのかな、とも思います。子ども達の得意なこと苦手なこと、

どれも今あるそれぞれの力として尊重しつつ、見守っていきたいなと思っています。

 

スポンジのような吸収力を持っている、きみどり1組の子ども達。

ここから半年の間に色々な経験をして、また違う姿も見せてくれるはず…。

そして、その都度、子ども達の姿を保護者の方と共有していきたいと思っています☺

これからもみんなで元気に色んなことに挑戦していきましょうね!期待してます✨

 

きみどり1組(高井 中西)